鳥類は先天性の異常が足に発生しやすいです。
ニワトリ類に限らず、ウズラ・ツバメ・スズメ・アヒル・ブンチョウ等 鳥類であれば殆どが該当します。
血統が悪いとか血縁が濃い等とおっしゃる方もいますが、全く関係ありません。
特に足の腱がねじれた状態になってしまうペローシス(開脚障害)が非常に多く
google等でペローシスと検索いただければ症例は調べて頂けると思います。
画像は当方で以前飼育していた姫鶉のペローシスです。右足は正常、左足がペローシスで逆側を向いています。
野生下では健康な雛に餌を集中させる為 母鳥がペローシスの雛を巣箱から落としてしまうようです。
矯正するギプスを制作されている方もいらっしゃいますが、ほとんど効果がないのが実情です。
結論を言いますと足の完治は難しいです。
健康な子と一緒だと餌にありつけなかったり、いじめられる可能性がありますので
私の場合は別箱での飼育にして天命を全うさせていますが 残念ながら長くは生きられないことが多いです。
私は獣医ではありませんので医学的なことは申し上げられませんが、孵化においてはついてまわることとご理解ください。