温め始めてから21日目、嘴打が(卵に小さな穴があく)始まったら絶対に触らないでください。
卵の中でヒナが動けなくなると死んでしまう可能性があります。
また毛が卵の殻の内側に貼りつくと体力が奪われますので人工孵化の場合は濡れタオル等で湿度を上げてください。
ヒナは外気温で弱りやすいので生まれてもそのまま毛が完全に乾くまで孵卵器の中に入れておいてください。
卵黄の栄養が少し残っていますので雛は生後1〜2日間餌・水を必要としません。
毛が完全に乾いたら保育室へと移動してください。
生後40日程度は35〜38度での保温が必要です。
以降は徐々に落として常温に慣らせます
餌はホームセンターやペットショップで販売されている初生雛の餌 または ヒヨコの餌を与えてください。
鶏は生後日数によって最適な餌が販売されています。
初生雛(ショセイビナ・ヒヨコ)の餌・・・生後30〜40日程度まで
中雛(チュウビナ・チュウスウ)・・・生後90日程度まで
大雛(オオビナ・ダイスウ)・・・生後150日程度まで
成鶏(セイケイ・ニワトリ)・・・生後150日以降
初生雛の餌には抗生物質、中雛・大雛には体を丈夫に大きくする成分、成鶏には卵を作る成分が入っています。
生後日数に合わない餌を与えるとヒナが弱ったり、そのヒナが大きくなって産んだ卵を食べた人間に健康被害が出ます。