検卵の方法を説明します。
卵を仮親に抱かせるか、孵卵器に入れてから7日目の夜に実施します。
周りに外光があると検卵し難いので真っ暗な場所で行ってください。
片手でOKマークを作り 卵の尖っている方を下にして親指と人差し指で卵を持ちます。
ライト(出来るだけLED等光の強いものが良い)で下から照らすと卵内部が透けて見えます。
7日目の検卵ではひも状の血管が見え、発育が良いと蜘蛛の巣状に張り巡らされています。
見えなければ無性卵・輸送振動・気温の変化・孵化環境の影響で失敗した卵です。
取り除き一応中を割って血管がない事を確認下さい。
※検卵ミスかもしれないので・・・。
14日目の検卵では卵の上下以外が真っ黒で中が見えなければ順調に成長しております。
検卵の目的は失敗した卵を取り除く事にあります。
失敗した卵を孵卵器で放置すると内部に腐敗ガスが溜まって爆発したり、ひびが入って汚水が漏れる可能性があります。
仮親孵化においては無意味な抱卵を予防でき、順調に成長している卵に注力させることが出来ます。